コレクション: 野口 悦士 / ETSUJI NOGUCHI

1975年 埼玉県生まれ。大学卒業後、種子島へ渡り制作を始める。
その後、唐津の陶芸家・中里降に学び仕事を手伝いながら関係を深め、うつわの在り方や食との関係性を実地の中で体得。アメリカ、デンマーク KH WiItz(コーホーヴューツ)での滞在制作を経験し、異なる文化の中で制作することで、技法や様式よりも生活の中で機能する器という視点を強く意識するようになる。
南九州の火山性の土や鉄分を含んだ素材など、その土地の質を受け止めながら、繊細な造形と素材の表情を生かした器を制作。
料理を盛り、使われることで完成するという考え方はこうした経験の中で培われたものです。
強い主張を持つ造形では無く日々の営みの中に置かれ、時間とともに輪郭を持つ器。土地と異文化での経験の双方を背景に、暮らしとともにあるモノの在り方を示しています。