GOMA
ひかりの記憶 展
2024.09.14 ~ 2024.10.20
GOMAは2009年に交通事故に遭い、高次脳機能障害と診断され、多くの記憶を失い日常の中で意識と無意識の往来を繰り返すようになった。その事故の2日後から突如と絵を描きはじめ、今日に至るまでの約15年間、日々絵を描き続けている。
GOMAにとって絵を描くということは生きることを意味している。生と死の狭間にある世界には不思議な発光体が現れるとGOMAは語る。その「ひかり」が何を意味するものなのか、ひかりの先には何があるのか、彼は追い求めている。
この度、岡山で初となるGOMAの展覧会を行います。この貴重な機会に是非会場に足を運んでください。
GOMA | オーストラリア先住民アボリジナルの伝統楽器「ディジュリドゥ」の奏者、画家。
1998年にオーストラリアで開催されたバルンガディジュリドゥ・コンペティションにて準優勝を果たし、国内外で広く活動。2009年交通事故に遭い高次脳機能障害の症状により活動を休止。一方事故の2日後から緻密な点描画を描きはじめるようになり、現在では東京・オーストラリアなど多数の個展を開催。2012年には本人を主人公とする映画「フラッシュバックメモリーズ3D」に出演し、東京国際映画祭にて観客賞を受賞。2021年2020TOKYOパラリンピック開会式にてひかるトラックの入場曲を担当。2022年舞台「粛々と運針」の音楽監督と劇中のアートを手掛ける。