野口 寛斉 / Kansai Noguchi

野口寛斉 展

Kansai Noguchi Exhibition
2024.6.8 (Sat) - 2024.7.7 (Sun)

野口は縄文土器、李朝、古代ギリシャ彫刻がもつ表現を背景に持ちつつ、人種・文化・歴史を融合させた先にあるオリジナルを探求し続けています。野口は人間が作る物が好きで、その人間が作る物が良いと信じています。それらを自身の手で証明することこそが、彼の作品に向き合う姿勢の一つであり、決して利己的ではなく、自身の作品を通じて未来へと新たな文明を繋ぐ表現をし続けています。

この度、一初では年々国際的な評価が高まっている野口自身のこれまでのキャリアの中でも最大規模となる個展を開催致します。

言語を超えた作品群からは、まだ誰も体験したことのない時間を感じていただけるのではないでしょうか。

 

Noguchi’s works is based on the expressions of Jomon earthenware era, Yi Dynasty, and ancient Greek sculpture, and continue to explore the originality that lies beyond the fusion of race, culture and history. Noguchi loves what people make and believes that what people make is good. Proving them with his own hands is what it is all about, Noguchi’s attitude toward his artwork is not selfish, but rather he continues to express himself to connect new civilizations to the future through his artwork. Ippatsu is pleased to present a large-scale solo exhibition of Noguchi, whose international reputation has been growing year by year. We are sure that you will be able to experience a time that no one has ever experienced before through his works that transcend language.


野口 寛斉 | Kansai Noguchi | 1982年 福岡生まれ。音楽家として2013年にNYへ渡り、イサム・ノグチの作品にインスピレーションを受け、帰国後、アーティストになることを決意する。2015年、彫刻家のアシスタントとして働いていたことがきっかけで陶芸をはじめ、翌年にはミッドセンチュリーモダンにインスピレーションを得た陶器レーベルとしてKANSAI NOGUCHI STUDIOを立ち上げる。その後、国内外で個展を開催し、陶器、 版画、水墨画、抽象オブジェなど制作し続けている。