ARTISTS
-
小野 象平 / SHOHEI ONO
1985年、愛知県生まれ。現在は高知県香美市にて作陶する。会社員を経て20代後半で陶芸の道に入り、鯉江良二に師事した後、2014年、父である陶芸家小野哲平氏に師事する。独立した後は、自ら山で原土を採掘し、木を燃やし灰釉を作るところから始まる器作りを実践。温度を高め複数回焼かれた器たちは彼にしか作れない器と言わしめる根拠があります。使う人の手に包まれた時に感じられるものを大切にし、しっかりとした手取りと、無理のないかたち。おおらかで素朴な美しさのなかに使う人を包む優しさが感じられます。
-
山田 隆太郎 / RYUTARO YAMADA
1984年、埼玉県生まれ。多摩美術大学環境デザイン学科卒業。 造形作家・樋口健彦氏に師事する。2010 年、岐阜県多治見市陶磁器意匠研究所修了後、 多治見市にて独立。2014年、神奈川県相模原市に工房を移転し、故・青木亮氏が残した窯と作業場を受け継ぎ作陶する。薪窯と灯油窯の使い分けは、粉引や刷毛目、黒釉や焼締などにさまざまな表情をもたらします。力強さの中に繊細さを持ち合わせた作品群です。
-
野口寛斉 / KANSAI NOGUCHI
1982年 福岡生まれ。音楽家として2013年にNYへ渡り、イサム・ノグチの作品にインスピレーションを受け、帰国後、アーティストになることを決意する。2015年、彫刻家のアシスタントとして働いていたことがきっかけで陶芸をはじめ、翌年にはミッドセンチュリーモダンにインスピレーションを得た陶器レーベルとしてKANSAI NOGUCHI STUDIOを立ち上げる。その後、国内外で個展を開催し、陶器、 版画、水墨画、抽象オブジェなど制作し続けている。Kansai NoguchiBorn in Fukuoka in 1982. In 2013,...
-
内田智裕 / TOMOHIRO UCHIDA
1986年 熊本県生まれ。2012年 いずみ陶芸学院卒業、黒田泰蔵氏に師事。2019年 昂 KYOTOにて初個展開催。現在、静岡県富士市にて作陶。 ミニマルなフォルムと柔らかな質感が特徴的な内田智裕の作品。凛とした造形ながらも、なだらかな曲線と穏やかな陰影が空間に優しい調和をもたらします。轆轤のわずかな痕跡が残る白磁の表面には温かみが宿り、丁寧に磨き上げられた作品からは確かな技術が感じられます。
-
KITAWORKS / 木多 隆志
岡山県津山市1978年、先代である父が木多熔接工業を創業。工場設備から小さな部品の修理等、地元に密着した町工場を営む。2009年KITAWORKSに改名。熔接の技術を生かし、鉄・ステンレス・銅・真鍮など金属を取り入れた家具の製作に取り組む。手の痕が残らないような仕事。極限まで意識を張り巡らせた製品には特別な美しさあります。
-
SHOKKI
SHOKKIは2013年にスタートしたハンドメイドセラミックのセラミックレーベル。「ま、いっか。」くらいの気軽さと自由さで、食器や花瓶、オブジェなど一点もののプロダクトの企画と製造を行っています。手の赴くままに作られたようなSHOKKIのセラミックに懐かしさにも似た愛着を感じる方も多いのではないでしょうか。 モチーフのレイヤーとなんとも言えないその形が特徴的で、シーズン毎に新しいモチーフやメッセージ性のある作品を生み出しているプロダクトです。 色の組み合わせ、柄の組み合わせ、形、その全てが、SHOKKI独自のバランスで構成されており、様々なブランドとのコラボレーションも近年注目されています。
-
真坂人形 / MASAKA NINGYO
1994年秋田生まれ。2018年秋田公立美術大学アーツ&ルーツ専攻卒業。大学在学中より真坂人形の製作を始める。真坂人形は真坂歩が考案した土人形で自身の故郷秋田県の郷土玩具八橋(やばせ)人形を踏襲した新しい人形とも捉えられる土人形です。王道でも無く、突飛すぎても無いアートでも無ければ郷土玩具でも無い真坂人形。
-
キム・サンイン / SANG IN KIM
ソウルの南側に位置する安城(アンソン)にて作陶。李朝時代の白磁のテクスチャーを大切にし当時のかたちを取り入れつつも、現代的なスタイルにリデザインされ制作を続けています。大韓民国工芸品大展にて大統領賞を受賞。現在、韓国の代表的な白磁作家の一人です。